【マイクラ統合版(スイッチ・スマホ・PS5・PC)・教育版】/tickingarea(チッキングエリア)コマンドの使い方!プレイヤーが離れても回路や装置を常時稼働させる方法

その他・開発者向け

マイクラ統合版(スイッチ・スマホ・PS5・PC)・教育版限定の/tickingareaコマンドの解説です。通常のマインクラフトでは、プレイヤーが遠くへ離れると、その場所の地形(チャンク)の読み込みが停止し、レッドストーン回路や植物の成長などの「時間(ティック)」が止まってしまいます。このコマンドを使用すると、指定した範囲を「常時読み込みエリア(ティック領域)」としてワールドに固定し、プレイヤーがどれだけ離れていても(別ディメンションにいても)常に時間を動かし続けることができます。ワールドのどこにいても作動する中央管理用のコマンド回路を作ったり、遠くの全自動放置施設を動かし続けたりする、システム構築の超重要コマンドです。

/tickingarea(常時読み込み領域の管理) 統合版・教育版限定
/tickingarea add ~-5 ~ ~-5 ~5 ~ ~5 my_system

【実行例】現在の自分の位置を中心に「11×11マス」の長方形エリアを「my_system」という名前で常時読み込み領域に指定します。

⚙️ /tickingarea コマンドの主要な構文(書き方)

`/tickingarea` コマンドは、領域の「追加(add)」「削除(remove)」「一覧表示(list)」「優先ロード設定(preload)」のモードを使い分けて管理します。

① 【追加】2点(対角線)を指定して「長方形」の常時読み込みエリアを作る
/tickingarea add <from: x y z> <to: x y z> [name: string] [preload: Boolean]
② 【追加】中心と半径(チャンク数)を指定して「球状・円形」の常時読み込みエリアを作る
/tickingarea add circle <center: x y z> <radius: int> [name: string] [preload: Boolean]
③ 【削除】名前、または特定の座標を指定して常時読み込みエリアを消す
/tickingarea remove <name: string> または <position: x y z>
※すべてのエリアを一斉削除する場合は /tickingarea remove_all
④ 【確認】現在登録されている常時読み込みエリアをチャット欄に一覧表示する
/tickingarea list [all-dimensions: AllDimensions]

💡 各引数の詳しい意味と設定ルール

引数名 記述ルール・値の例 詳しい効果と役割(説明)
from / to / center
(座標指定)
~-5 0 ~-5
100 0 -200
エリアの範囲を決める3次元座標です。マイクラのエリア読み込みは「ワールドの最下層から最上空まで(垂直方向全体)」がセットでロードされるため、Y座標(高さ)の値は何を入力しても結果に影響しません(内部的には0として保存されますが、構文上入力は必須です)。
<radius: int>
(円形の半径)
0 〜 4 (の整数) circle(円形)追加時のみ使用。中心座標から数えて「何チャンク分の外側まで読み込むか」を整数で指定します(ブロック数ではなく16×16マスのチャンク単位)。指定できる数値は0〜4までです。
[name: string]
(エリアの名前)
farm1
“main system”
省略可能です。エリアを後から削除・管理しやすくするために固有の名前(文字列)をつけられます。スペースを含まない1単語にするか、スペースを含む場合は必ずダブルクォーテーション(” “)で囲みます。
[preload: Boolean]
(最優先ロード)
true / false 省略可能です(省略時は false)。
true に設定すると、ワールドデータを起動(ログイン)した際、他のどの場所よりも真っ先にこのエリアを最優先で強制ロードするようになります。チャンクの読み込み順序を整え、起動直後の回路バグを防ぐのに有効です。

🛠️ コピペで使える!実践コマンド実例集

チャット欄やコマンドブロックに入力して、即座にエリアを制御するための実践例です。

実例1:今自分がいる「このチャンク(16×16マスの塊)」をピンポイントで常時読み込みにする
/tickingarea add circle ~ ~ ~ 0 loop_block

半径(radius)に `0` を指定して追加した例です。これにより、中心座標がある「現在の1チャンクだけ」をピンポイントで常時読み込みに指定し、名前を「loop_block」と名付けます。メインのコマンドブロック基盤を設置したチャンクを保護する際の鉄板テクニックです。

実例2:ワールドに設定されているすべての常時読み込みエリアの一覧と座標を確認する
/tickingarea list all-dimensions

現在ワールドに登録されているエリア名や座標をチャット欄にリストアップします。末尾に all-dimensions を付けることで、オーバーワールド(現世)だけでなく、ネザーやエンドも含めたすべての世界に設置されたエリアをまとめて確認できます。

実例3:いらなくなった常時読み込みエリアを、名前を指定してピンポイントで削除する
/tickingarea remove farm1

「farm1」という名前で登録していた常時読み込みエリアを消去し、通常の「プレイヤーが離れたら止まる」エリアに戻します。名前の代わりに、そのエリア内に含まれる座標(例:/tickingarea remove 100 64 -200)を指定しても削除可能です。

⚠️ 運用する前に知っておくべき重要制限・仕様

  • 一度に追加できるのは最大「10個」まで:どれだけ広いワールドであっても、1つの世界の中で同時に割り当てられるティック領域は最大10個までと決まっています。上限を超えて追加しようとするとエラーになるため、不要になったエリアはこまめに `remove` で削除しましょう。
  • 植物の成長スピード(ランダムティック)について:`/tickingarea` で読み込まれたエリアは、レッドストーン回路やコマンドブロック、ホッパーのアイテム輸送などはプレイヤーがいなくても100%動き続けます。しかし、作物の成長や葉っぱの自然消滅といった「ランダムティック(Random Tick)」で判定される要素は、プレイヤーが近く(128マス以内)にいないと進行しないというマイクラ統合版の内部仕様があるため注意してください。
  • Java版には存在しない:このコマンドは統合版・教育版限定の要素です。Java版で同じことをしたい場合は `/forceload` という別のコマンドが用意されています。

🛑 前提条件

※このコマンドを実行するには、世界の「チートの実行」がオンになっており、プレイヤー(またはコマンドブロック)が「必要権限レベル 1」以上(オペレーター権限)を持っている必要があります。Java版の類似コマンドよりも低い、統合版の基本チート権限(レベル1)で動作します。すでに上限の10個を超えて追加しようとした場合や、ソース領域の指定方法が間違っている場合は失敗します。

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