【マイクラ統合版】/inputpermission(インプットパーミッション)コマンドの使い方!プレイヤーの移動やカメラ回転、ジャンプを禁止・制限する方法

その他・開発者向け

マイクラ統合版(スイッチ・スマホ・PS5・PC)・教育版の/inputpermissionコマンドの解説です。このコマンドを使うと、指定したプレイヤーのキーボードやコントローラーからの「操作入力」をピンポイントで禁止(ロック)したり、許可したりできます。「前後の移動だけを禁止する」「カメラの視線変更を固定して動かせなくする」「乗り物から降りられないようにする」といった、通常のゲームプレイでは不可能な高度なプレイヤー制御が可能です。RPGのイベントシーン(ムービー演出)の最中にプレイヤーを動かしたくない時や、特殊なルールを持ったアスレチック・ミニゲームを作る際に大活躍します。

/inputpermission(操作入力の制限) 統合版・教育版限定
/inputpermission set @a jump disabled

【実行例】すべてのプレイヤー(@a)の「ジャンプ(jump)」操作を無効化(disabled)します。実行されたプレイヤーは、ジャンプボタンを押しても一切跳べなくなります。元に戻すには最後を「enabled」にして実行します。

⚙️ /inputpermission コマンドの構文(書き方)

操作の許可・禁止を切り替える「set」と、現在の設定状態を確認する「query」の2つの構文があります。

① 操作を禁止・許可する:/inputpermission set <targets: 対象> <permission: 操作名> <state: 状態>
② 現在の操作状態を確認する:/inputpermission query <targets: 対象> <permission: 操作名> [state: 状態]

📋 引数(設定値)の詳しい条件と操作項目の一覧表

コマンドの後半に指定する、禁止・許可の切り替え設定(state)と、コントロールできる操作項目(permission)の最新キーワード一覧です。

設定値 / 操作項目 ゲーム内での効果・挙動(説明)
enabled 【状態の指定】指定した操作を有効(許可)にします。通常通り操作できるようになります。
disabled 【状態の指定】指定した操作を無効(禁止)にします。ボタンを押しても反応しなくなります。
movement 「移動全般」の制限です。歩く、スニーク(しゃがむ)、ジャンプ、クリエイティブ時の飛行操作など、体を使う動きを丸ごと一括でロックします。
lateral_movement 「歩行(前後左右の移動)」のみを制限します。ジャンプやスニークは可能ですが、地面を歩いて移動することができなくなります。
camera 「カメラ(視線)の回転・変更」を制限します。マウスやスティックを動かしても、プレイヤーの向いている方角がその場で固定されます。
jump 「ジャンプ(およびクリエイティブモードでの上昇)」の操作を制限します。段差を飛び越えられなくしたい時に便利です。
sneak 「スニーク(しゃがむ操作・およびクリエイティブモードでの下降)」を制限します。
mount / dismount mount:馬やトロッコなどの乗り物に「乗る」操作を制限します。
dismount:乗っている乗り物から「降りる(シフトキー等)」操作を制限します。強制的にトロッコに乗せ続けたいイベントなどに重宝します。
move_forward / backward
move_left / right
特定の1方向への移動だけをピンポイントで禁止します。
(forward: 前、backward: 後ろ、left: 左、right: 右)

🛠️ コピペで使える!実践コマンド実例集

チャット欄に入力したり、コマンドブロック(主に衝撃コマンドブロック)に組み込んで、プレイヤーの身体能力や操作ギミックを完全制御する際の実践例です。

実例1:【RPGのムービー演出】ストーリーの会話イベントが発生した瞬間、全員の移動もカメラ回転も完全にフリーズさせて画面に集中させる
① /inputpermission set @a movement disabled
② /inputpermission set @a camera disabled

配布ワールドのボス登場シーンや、重要な会話イベントのカットシーンで大活躍する強力なコンボです。1つ目のコマンドで全員(@a)の移動・ジャンプ・飛行といった「体を使う動き(`movement`)」を完全ロック。すかさず2つ目のコマンドで「視線変更(`camera`)」もロックします。これにより、プレイヤーはボタンを入力しても1ミリも動けず、視線を逸らすこともできなくなるため、制作者が意図した通りの完璧なシネマティック演出を見せることができます。

実例2:【強制ジェットコースター・幽霊船】トロッコやボートに乗せたプレイヤーが、途中で勝手に降りてエスケープするのを完全に禁止する
/inputpermission set @p dismount disabled

ホラーハウスのライドギミックや、自動移動システムを作る上で重宝する設定です。最も近くのプレイヤー(@p)に対して、乗り物から降りる操作(`dismount`)を disabled(禁止) に上書きします。これを実行されると、プレイヤーがいくらキーボードのシフトキーやコントローラーのしゃがみボタンを連打しても、システム側で下車が拒否され、強制的にトロッコや馬に乗せられ続ける状態になります。ルートから外れてステージの裏側に侵入されるのを防ぎたいときに絶大な効果を発揮します。

実例3:【イベント終了・操作解放】ムービーや特殊ギミックの部屋から脱出した瞬間に、かけられていたすべての制限を解除して自由にする
① /inputpermission set @a movement enabled
② /inputpermission set @a camera enabled
③ /inputpermission set @a dismount enabled

解説の注意点でも警告されている、ゲームの進行フラグを管理する上で「絶対に忘れてはならない最重要のリセットコマンド」です。実例1や実例2で禁止にした操作項目(`movement` / `camera` / `dismount`)に対して、最後をすべて enabled(許可) に変更して連続実行します。これにより、プレイヤーは再び自由に歩き回り、視線を動かせるいつものマイクラのサバイバル環境へと安全に戻ることができます。ゴール地点やイベント終了トリガーの回路の末尾には、必ずこの解放セットを組み込んでおきましょう。

⚠️ 注意点

※このコマンドによる操作制限は、ゲームを一度ログアウトして再参加(リログ)したり、ワールドを再起動したりしてもプレイヤーのデータに保存され、制限が維持されます。そのため、配布ワールドなどでイベント用に操作を「disabled(禁止)」にした後は、イベント終了時に必ず「enabled(有効)」を実行して制限を解除する仕組みをコマンドブロック等で組んでおいてください(解除を忘れると、プレイヤーが二度と動けなくなるトラブルの原因になります)。

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