【マイクラ統合版】/give(ギブ)コマンドの使い方!BE限定のアイテムデータ・コンポーネント設定方法

プレイヤー・モブ操作

マイクラ統合版(スイッチ・スマホ・PS5・PC)・教育版の/giveコマンドの解説です。このコマンドを使うと、指定したプレイヤーに対して、自由なアイテムを指定した数だけ与えることができます。単にアイテムを与えるだけでなく、統合版独自の「データ値(data)」を指定して色違いのブロックを渡したり、「コンポーネント(components)」を指定して「特定のブロックだけを破壊できるツルハシ」や「設置場所が制限されたブロック」を渡すなど、配布ワールドやミニゲーム制作で絶対に欠かせない高度なアイテム配布システムを構築できます。

/give(アイテムの付与) 統合版・教育版対応
/give @p wooden_pickaxe 1 0 {“minecraft:can_destroy”:{“blocks”:[“glass”]}}

【実行例】一番近くのプレイヤーに「木製ツルハシ」を「1個」与えます。データ値は「0(標準)」ですが、コンポーネント設定によりゲームモードが「アドベンチャーモード」の時だけ、通常は壊せないはずの「ガラス(glass)」を特別に狙って破壊できる特殊なツルハシになります(サバイバルモード時は通常のツルハシと同じ挙動になります)。

⚙️ /give コマンドの構文(書き方)

統合版(Bedrock Edition)では、アイテム名の後ろに「数(amount)」、さらに「データ値(data)」、「コンポーネント(components)」と続けて記述します。

/give <対象: targets> <アイテム名: itemName> [数: amount] [データ値: data] [コンポーネント: components]

📋 引数(設定値)の詳しい条件とルール一覧表

コマンドの各パーツに指定できる数値の条件やターゲットセレクターの仕様ルールです。Wikiデータを基にBE版の最新仕様を網羅しています。

引数名(パーツ) 指定できる形式 詳しいルールとBE版の仕様(説明)
<対象: targets> プレイヤー名、@p、@a など アイテムを与えたいプレイヤーを指定します。統合版のターゲットセレクターは「プレイヤー(Player)」を対象としたセレクターを指定する必要があります(should be of player type)。
<アイテム名: itemName> アイテムIDまたはブロックID 与えたいアイテムのIDを指定します。統合版では、アイテム形式が存在するすべてのIDが指定可能です。
[数: amount] `1` ~ `32767`(整数) 与えるアイテムの数を指定します。省略した場合は1になります。マイクラのシステム制限上、BE版では最大で32767までの32ビット整数を指定可能です。
[データ値: data] `0` ~ `32767`(整数) 【統合版独自】 アイテムのデータ値を指定します。省略した場合は0になります。主に色違いのブロックやアイテム、特定の性質を持つアイテムを渡す際に使用します。無効な数値は0にリセットされます。
[コンポーネント: components] JSONオブジェクト({}) 【統合版独自】 アイテムの追加機能をJSONオブジェクト形式(`{}`)で指定します。統合版では外側に余計な引用符(`””`)をつけず、そのまま `{` から記述します。指定可能な関数や記述方法の詳細は下記の「コンポーネント一覧表」をご確認ください。

🛠️ コピペで使える!主要コンポーネント(JSON)の書き方一覧表

統合版の `/give` コマンドで正常に動作する、主要な4つのコンポーネントの正しい記述テンプレートです。すべてアドベンチャーモードやミニゲーム制作で大活躍します。

実現したい効果(関数名) コマンドに結合する正しいJSON記述(コピペ用)
特定のブロックだけ壊せる
(can_destroy)
{“minecraft:can_destroy”:{“blocks”:[“glass”,”stone”]}}
特定のブロックの上にだけ置ける
(can_place_on)
{“minecraft:can_place_on”:{“blocks”:[“dirt”,”sand”]}}
インベントリ内での移動・破棄禁止
(item_lock)
{“minecraft:item_lock”:{“mode”:”lock_in_inventory”}}
死亡してもそのアイテムを保持
(keep_on_death)
{“minecraft:keep_on_death”:{}}

🔍 コピペで使える!よく使うアイテムID・ブロックID一覧表

`/give` コマンドの第2引数(<アイテム名>)によく指定される、代表的なIDを目的別にまとめました。

🧱 主要な建築・基本ブロックID

ゲーム内でのアイテム名 コマンドに打ち込むID(記述例)
stone
丸石 cobblestone
オークの原木 oak_log
オークの板材(木材) planks
ガラス glass
ダイヤモンドブロック diamond_block

⚔️ サバイバル・冒険に便利なアイテムID

ゲーム内でのアイテム名 コマンドに打ち込むID(記述例)
ダイヤモンドの剣 diamond_sword
ネザライトのツルハシ netherite_pickaxe
bow
パン(食べ物) bread
金リンゴ golden_apple
不死のトーテム totem_of_undying

⚙️ クリエイティブ・コマンド専用の特殊ブロックID

ゲーム内でのアイテム名 コマンドに打ち込むID(記述例)
コマンドブロック(衝撃) command_block
チェーンコマンドブロック chain_command_block
リピートコマンドブロック repeating_command_block
バリアブロック(見えない壁) barrier
ストラクチャーブロック structure_block
ライトブロック(見えない光源) light_block

🛠️ コピペで使える!実践コマンド実例集

チャット欄に入力したり、コマンドブロック(主に衝撃コマンドブロック)に組み込んで、特殊な機能を持ったアイテムをプレイヤーに配布する際の実践例です。

実例1:【パズル・脱出ゲーム向け】アドベンチャーモード時に、特定のブロック(土や砂)の上にしか設置できない特別な「オークのボタン」を1個配る
/give @p wooden_button 1 0 {“minecraft:can_place_on”:{“blocks”:[“dirt”,”sand”]}}

脱出ゲームの謎解きや鍵アイテムに必須となる `can_place_on`(設置条件コンポーネント) の実践例です。最も近くのプレイヤー(@p)に「木製のボタン」を「1個」配布します。注意点にある通り、JSONを書くために数「1」とデータ値「0」の記述が絶対に必要です。これを手に入れたプレイヤーは、ステージの壁や木を勝手にボタンだらけにすることはできず、指定された「土(dirt)」や「砂(sand)」ブロックの表面にだけピンポイントで設置してギミックを起動できるようになります。

実例2:【ショップ・RPGの重要アイテム】他のプレイヤーに渡したりチェストにしまったりできない、インベントリに完全固定された「ダイヤモンド」を64個配る
/give @p diamond 64 0 {“minecraft:item_lock”:{“mode”:”lock_in_inventory”}}

配布ワールドのシステム構築で重宝する `item_lock`(移動禁止コンポーネント) の書き方です。最も近くのプレイヤーにダイヤモンドを「1スタック(64個)」付与します。このダイヤモンドは、自分のインベントリから外に投げ捨てたり、チェストや額縁にしまったり、他のプレイヤーと物々交換して不正に譲渡したりすることがシステム的に一切不可能になります。ゲーム内の専用ショップや通貨システム、絶対に無くしてほしくないキーアイテムを安全に管理したいときに最適な記述です。

実例3:【管理者・建築の最速化】チャット欄の手動タイピングでサクッと、自分自身に「コマンドブロック」を最大数の1セット配布する
/give @s command_block 64

建築や回路制作の効率を上げるための、最もシンプルで実用的な手動入力の書き方です。対象を `@s(自分自身)` にし、アイテムIDに `command_block`、個数に「64」を指定します。コンポーネントや特別なデータ値が必要ない通常アイテムの場合は、このように後ろの引数をばっさり省略して短くタイピングすることができ、作業用のバリアブロック(`barrier`)やライトブロック(`light_block`)を素早く手元に呼び出したいときにも役立ちます。

⚠️ 注意点

※このコマンドを実行するには、世界の「チートの実行」がオンになっており、実行するプレイヤーが「オペレーター(管理者)」権限を持っている必要があります。また、コンポーネント(components)を指定する場合は、アイテム名、数、データ値を全て省略せずに記述する必要があります(省略すると後の引数が認識されません)。

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