マイクラ統合版(スイッチ・スマホ・PS5・PC)・教育版の/scheduleコマンドの解説です。 Java版とは挙動が異なり、特定の領域(ブロック範囲やサークル範囲、またはティック領域)がプレイヤーによって読み込まれた瞬間に、指定した関数(ファンクションファイル)を自動で実行するよう予約するコマンドです。プレイヤーが拠点に帰ってきたときに自動で照明をつけたり、特定の場所に近づいたときに自動で敵スポーンシステムを起動させたりと、ワールド全域にわたる高度な自動化ギミックやシステム構築に欠かせない、コマンド上級者向けのシステムコマンドです。
【実行例】座標 (100, 64, -200) から (150, 70, -150) の矩形範囲が読み込まれた際、関数「init_event」を実行するように予約します。
⚙️ /schedule コマンドの構文(書き方)
`/schedule` コマンドは、どの形式の領域読み込みを検知するかによって、3つの構文(サブコマンド)を使い分けます。全て `on_area_loaded add` から始まります。※統合版には現在、予約を個別に削除する構文はありません。
/schedule on_area_loaded add <開始座標: x y z> <終了座標: x y z> <関数パス>
/schedule on_area_loaded add circle <中心座標: x y z> <半径: int> <関数パス>
/schedule on_area_loaded add tickingarea <領域名: string> <関数パス>
💡 各引数の詳しい意味と設定ルール
| 引数名 | 記述ルール・値の例 | 詳しい効果と役割(説明) |
|---|---|---|
| from | to | center <座標> |
100 64 -200 ~ ~-1 ~ (現在地の1下) |
検知する領域の範囲を決めるための座標を指定します。浮動小数点数(小数)やチルダ・キャレット表記(相対・ローカル座標)も使用可能です。xとzの範囲は-3000万〜3000万の間で指定します。 |
| <半径: int> | 0 〜 2,147,483,647 | `circle` モードで使用します。円形範囲の半径をブロック数で指定します。 |
| <領域名: string> | Area1 “My Ticking Area” |
`tickingarea` モードで使用します。あらかじめ `/tickingarea` コマンドで作成したティック領域の名前を指定します。スペースを含む場合は引用符(” “)で囲みます。 |
| <関数パス> (function: filepath) |
init_event systems/lighting |
領域が読み込まれた時に実行する関数(mcfunctionファイル)を指定します。ビヘイビアーパック内のfunctionsフォルダを基準とし、`path/to/function` の形式で指定します。 |
🛠️ コピペで使える!実践コマンド実例集
ゲーム内のチャット欄やコマンドブロックにそのまま貼り付けて検証できる、統合版に完全準拠した実例集です。
現在地を中心に半径20ブロックの円形範囲(circle)を指定し、この範囲が読み込まれた際に関数「systems/lighting_on」を実行するよう予約します。プレイヤーが遠くから拠点へ近づいてきたときに、自動で照明を点灯させるシステムなどが作れます。
「Area1」という名前のティック領域(tickingarea)が追加された際、関数「init_event」を実行するように予約します。コマンドブロックや別の関数で新しいティック領域を作成した直後に、そのエリアの初期化(モブの召喚やブロックの配置など)を一回だけ自動で行いたい場合に最適です。
🛑 コマンドが失敗する原因
`/schedule` コマンドを実行したのに失敗する場合は、以下のポイントを確認してください。
- 無効な座標・半径の指定:座標が-3000万〜3000万の範囲を超えている場合や、円形の半径にマイナスの数値を指定した場合は、構文解析エラーとなり失敗します。
- 無効な関数パス:指定した関数ファイルがビヘイビアーパック内の正しい位置(functionsフォルダ内)に存在しない、またはパスが間違っている場合、領域が読み込まれても関数は実行されずエラーログが出ます(コマンド自体は成功扱いになることもあります)。
⚠️ 注意点と前提設定
※このコマンドを実行するには、世界の「チートの実行」がオンになっており、プレイヤー(または実行元の関数・コマンドブロック)が「必要権限レベル 1」以上(オペレーター権限)を持っている必要があります。実行制限として「チートのみ」が課されているため、通常のサバイバル環境では使用できません。領域がすでに読み込まれている状態で予約しても、一度その領域が読み込み範囲外になり、再度読み込まれるまでは関数は実行されません。
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