マイクラ統合版(スイッチ・スマホ・PS5・PC)・教育版の/summonコマンドの解説です。ワールド内の指定した座標(位置)に、ゾンビやクリーパー、村人などの「モブ(Mob)」、ドロップアイテム、さらには雷(lightning_bolt)といったあらゆる「エンティティ」を一瞬で出現(召喚・スポーン)させることができます。単純にモブを置くだけでなく、召喚時に最初から名前を付けておいたり(ネームタグ)、アドオン(ビヘイビアーパック)側で組まれた特定のイベントを発生させて「帯電クリーパー」として召喚したり、特定の方向を向かせてスポーンさせることも可能です。ミニゲームの敵スポーンシステム、配布ワールドのNPC配置、イベントの演出回路など、あらゆる「仕掛け」作りに欠かせない強力な重要コマンドです。
【実行例】プレイヤーが今立っている場所(現在地座標)に、即座に「ゾンビ」を1体召喚します。
⚙️ /summon コマンドの4つの構文(書き方)
`/summon` コマンドは、召喚する場所や向き、特殊なイベント指定など、目的に合わせて4通りの記述パターンが用意されています。
/summon <entityType: エンティティID> [spawnPos: x y z] [yRot: value] [xRot: value] [spawnEvent: イベント名] [nameTag: 名前]
/summon <entityType: エンティティID> <nameTag: 名前> [spawnPos: x y z]
/summon <entityType: エンティティID> [spawnPos: x y z] facing <lookAtEntity: 対象> [spawnEvent: イベント名] [nameTag: 名前]
/summon <entityType: エンティティID> [spawnPos: x y z] facing <lookAtPosition: x y z> [spawnEvent: イベント名] [nameTag: 名前]
💡 主要な引数の詳しい意味と設定ルール
| 引数名 | 記述ルール・値の例 | 詳しい効果と役割(説明) |
|---|---|---|
| <entityType> (エンティティID) |
zombie villager_v2 lightning_bolt |
必須項目です。召喚したいモブや雷などのエンティティIDを引用符なしで指定します。雷(lightning_bolt)のようにアイテム化しない特殊なエンティティも指定できます。 |
| [spawnPos: x y z] (出現座標) |
~ ~-1 ~ (1マス下) ^ ^ ^5 (正面5マス) |
省略可能です(省略時は自分自身の現在地)。召喚場所の3次元座標(単精度浮動小数点数)を指定します。相対座標(~)やローカル座標(^)も使用可能です。 |
| [nameTag: string] (名前) |
“NPC_Steve” “§6金色 Dolphin” |
省略可能です(パターン1,3,4の場合)。出現するモブに、最初からネームタグの名前(文字列)を付与します。スペースを含まない単一の単語か、全体を引用符(” “)で囲みます。装飾コード(§)を使った色付けも可能です。 |
| [spawnEvent: string] (スポーンイベント) |
minecraft:become_charged | 省略可能です。アドオン(ビヘイビアーパック)に含まれる「エンティティのイベント」を、出現時に強制的に発生させます。例えばクリーパーに対して become_charged を指定すると、出現した瞬間に「帯電クリーパー(青いオーラ付き)」になります。 |
| facing <lookAtTarget> | facing @p facing 100 64 -200 |
出現時に、特定のプレイヤー(セレクター指定)や特定の座標の方角を自動的に向かせたい場合に使用します。配布ワールドでのNPCの向きの固定などに使われます。 |
🛠️ コピペで使える!実践コマンド実例集
チャット欄やコマンドブロック(感圧版連携など)にそのまま貼り付けてすぐに検証できる、ゲーム制作向けの応用実例です。
プレイヤーの現在地(~ ~ ~)に雷を召喚します。通常の雷と同様に周囲にダメージを与え、アイテムを燃やし、クリーパーがいれば帯電させます。イベントシーンでの登場演出などに多用されます。
統合版独自の「スポーンイベント」を活用した例です。IDの後ろに `minecraft:become_charged`(帯電イベント名)を指定し、さらに引用符(” “)で囲んだ名前を指定することで、最初から超強力な状態かつ名前が付いたモブを召喚できます。
ローカル座標(^ ^ ^)を活用した例です。コマンドを実行したプレイヤーの「視線方向を基準」にして、その10ブロック前方の空気中にゾンビを召喚します。配布ワールドのトラップ回路に組み込めば、プレイヤーの不意を突くスポーンギミックが作れます。
🛑 コマンドが失敗する・上手く召喚できない時のチェックポイント
統合版(Bedrock Edition)において `/summon` コマンドを実行して「指定したエンティティをスポーンできませんでした」などのエラーが出る場合は、以下のポイントを確認してください。
- 難易度がピースフルになっている:世界の難易度が「ピースフル(Peaceful)」の状態では、ゾンビやクリーパーなどの敵対的Mob(モンスター)は、このコマンドで召喚しようとしても即座に消滅(実質スポーン失敗)します。雷などは召喚可能です。
- 召喚先(座標)のチャンクが読み込まれていない:プレイヤーから離れすぎている遠くの座標(シミュレーション距離の範囲外)の座標を指定した場合、ワールドの書き換えができないためエラーになります。
- エンティティIDの間違い(大文字小文字など):統合版では、指定するID(EntityType)の名前は、ゲーム内のシステムデータで定義されている正確なIDである必要があります。Java版のように自動補完が効かないデバイスもあるため、スペルミスに注意してください。
⚠️ 注意点と前提設定
※このコマンドを実行するには、世界の「チートの実行」がオンになっており、プレイヤー(またはコマンドブロック)が「必要権限レベル 1」以上(オペレーター権限)を持っている必要があります。Java版(必要権限レベル2)よりも低い権限で実行可能です。備考として、当コマンドでは、一度のコマンド実行で複数のエンティティを同時にスポーンさせることはできません。複数体召喚したい場合は、コマンドブロックを並べるなどの回路構築が必要です。
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※00:43に名前付きのモブの召喚例(/summon cow otomo ~~~)の解説があります。
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