【マイクラ統合版】/spreadplayers(スプレッドプレイヤーズ)コマンドの使い方!プレイヤーやモブを特定の範囲にランダムに分散・テレポートさせる方法

プレイヤー・モブ操作

マイクラ統合版(スイッチ・スマホ・PS5・PC)・教育版の/spreadplayersコマンドの解説です。指定した複数のプレイヤーやモブ、ドロップアイテムなどのエンティティを、特定の範囲(正方形のエリア)の中へ重ならないようにランダムに分散させて一斉テレポートさせることができます。「プレイヤー」という名前が付いていますが、モブやアイテムなどすべてのエンティティが対象です。バトルロイヤル系ミニゲームのランダムスタート地点作り、サバイバルイベントの開始時にプレイヤーを世界各地へ散らばらせる演出、フィールドへのモンスター・宝箱(チェスト付き防具立てなど)のランダム配置など、高度なゲームルールや仕掛け作りに欠かせない強力なコマンドです。

/spreadplayers(エンティティのランダム分散配置) 統合版対応
/spreadplayers 0 0 5.0 50.0 @a

【実行例】座標 (X:0, Z:0) を中心とした一辺100マスの正方形の範囲内へ、全プレイヤー(@a)を「お互いの距離が最低でも5マス以上」離れるように地表へランダムに分散テレポートさせます。

⚙️ /spreadplayers コマンドの構文(書き方)

`/spreadplayers` コマンドは、二次元の平面座標(XとZ)をベースに範囲を指定します。統合版では、設置する高さの上限(maxHeight)を指定できる構文も用意されています。

① 指定した範囲の地表へランダムに分散させる(基本形)
/spreadplayers <x: 中心X> <z: 中心Z> <spreadDistance: 最小間隔> <maxRange: 最大半径> <victim: 対象>
② 配置される高さの上限(上限高度)を指定して分散させる
/spreadplayers <x: 中心X> <z: 中心Z> <spreadDistance: 最小間隔> <maxRange: 最大半径> <victim: 対象> [maxHeight: 高サ上限]

💡 各引数の詳しい意味と設定ルール

引数名 記述ルール・値の例 詳しい効果と役割(説明)
<x: 中心X>
<z: 中心Z>
100 -250
~ ~ (現在のXZ位置)
対象を分散させたい領域の「中心点」となる2次元座標(単精度浮動小数点数)を指定します。チルダ(~)を用いた相対座標も使用可能です。
<spreadDistance>
(最小間隔)
`0.0` 以上の数値
例: `10.0`
分散されたエンティティ同士が、最低でも何ブロック以上離れて配置されるかの最小距離を小数で指定します。チーム戦や個別スタート時に密着させたくない場合に設定します。
<maxRange>
(最大半径)
※制限ルールあり
例: `100.0`
中心地点から、分散させる正方形エリアの各辺までの最大距離(半径)を指定します。範囲は円ではなく「正方形」になります。統合版では、必ず「最小間隔(spreadDistance)の値よりも1.0以上大きい数値」で指定する必要があります。
<victim: 対象> @a (全プレイヤー)
@e[type=zombie]
分散テレポートさせたい対象を指定します。プレイヤー名や各種ターゲットセレクターが有効です。モブやドロップアイテムなどもまとめてばら撒くことができます。
[maxHeight]
(高さ上限値)
`64.0` や `~` などの高度数値 省略可能です。テレポート先となる地表の「高さ(Y座標)の上限値」を指定します。地下空間がある場所で、地上の表面だけに限定してプレイヤーを分散させたい場合などに指定します。

🚫 テレポート先として「無効(失敗)」になる危険なブロック一覧

統合版の仕様として、このコマンドはテレポートしたプレイヤーが即死したりハマったりするのを防ぐ安全機能があります。以下のブロックの上(または条件を満たさない場所)は自動的に「無効な座標」として弾かれ、安全な場所が選ばれます。

無効なブロック・地形条件 ゲーム内でのシステム挙動
液体・ダメージ・ポータル系 水、溶岩、気泡柱、炎、マグマブロック、ウィザーのバラ、焚き火、魂の焚き火、スイートベリーの低木、各種ポータル(ネザー/エンド/ゲートウェイ)の上には絶対に配置されません。
固体ブロックが無い(奈落など) 対象は常に「最も高い固体ブロックの1ブロック上」に配置されるため、下が空気だけの虚空(エンドの奈落など)だった場合は座標が無効になります。
頭上のスペースが足りない 固体ブロックが見つかっても、その上に最低2ブロック分の空気(プレイヤーが立てる隙間)が無い狭い空間である場合は、窒息を防ぐため自動的に除外されます。

🛠️ コピペで使える!実践コマンド実例集

チャット欄やコマンドブロックにそのまま貼り付けてすぐに検証できる、ゲーム制作向けの応用実例です。

実例1:バトルロイヤルゲームの開始時に、全プレイヤーをマップ全域へバラバラに散らす
/spreadplayers 100 -50 20.0 200.0 @a

座標 (100, -50) を中心とした、最大半径200マスの広大な正方形エリアの中に、サーバー内の全プレイヤー(@a)を散りばめます。プレイヤー同士が最低でも20マス以上離れた安全な地面(水面や溶岩以外)にランダム配置されるため、PvPやバトロワゲームのスタート合図に最適です。

実例2:特定のエリアに、大量のゾンビを重ならないようランダムに一斉スポーン(テレポート)させる
/spreadplayers ~ ~ 3.0 30.0 @e[type=zombie]

現在地(~ ~)を中心とした半径30マスのエリアの中に、すでにワールド内に召喚されているゾンビたち(@e[type=zombie])を瞬間移動させます。ゾンビ同士が最低3マス離れて綺麗にばら撒かれるため、一箇所に固まってモブが詰まるのを防ぎ、自然なサバイバルフィールドの脅威を作り出すことができます。

🛑 コマンドが失敗する(誰も分散されない)主な原因

エラーが出てエンティティが一人もテレポートしない場合は、以下の数値のバランスや地形の条件を確認してください。

  • 範囲に対して対象の数が多すぎる(超過):指定した「最大半径(maxRange)」のエリアが狭いにもかかわらず、「最小間隔(spreadDistance)」を広くしすぎたり、対象となるエンティティの数が多すぎたりすると、全員を離して配置できる安全な空きスペース(有効な座標)が足りなくなり、コマンド全体が失敗して誰も配置されません。
  • 指定範囲がすべて海や溶岩湖だった:指定した正方形の範囲内がすべて水、溶岩、マグマブロックなどの「無効なブロック」で埋め尽くされている場合、安全に立てる固体ブロックが存在しないためテレポート処理が拒否されます。
  • 半径の設定ルール違反:統合版では、maxRange(最大半径)の値は、spreadDistance(最小間隔)の値よりも「1.0以上」大きく設定されていないと構文エラーになります。

⚠️ 注意点と前提設定

※このコマンドを実行するには、世界の「チートの実行」がオンになっており、プレイヤー(またはコマンドブロック)が「必要権限レベル 1」以上(オペレーター権限)を持っている必要があります。Java版(必要権限レベル2)よりも低い権限で実行可能です。統合版において、このコマンドはプレイヤーの「ディメンション(オーバーワールド、ネザー、エンド)」を強制的に跨がせる(変更する)ことはできません。実行したプレイヤーが現在滞在しているディメンションの地形を基準に有効な位置が計算され、その世界の中だけで位置が変更されます。

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