マイクラ統合版(スイッチ・スマホ・PS5・PC)・教育版の/recipeコマンドの解説です。指定したプレイヤーに対して、クラフトに必要な「レシピ」を強制的に解放(アンロック)したり、逆に剥奪して未解放の状態に戻したりすることができます。アドベンチャーモードを使った脱出ゲームや、進行度に合わせてクラフトできるものを制限したい配布ワールドのギミック制作、デバッグ検証などに非常に役立つコマンドです。
【実行例】最も近くのプレイヤー(@p)に対して、ゲーム内に存在する「すべてのクラフトレシピ」を強制的に全解放します。
⚙️ /recipe コマンドの構文(書き方)
`/recipe` コマンドは、レシピを「与える(give)」か「奪う(take)」かを選択し、最後に対象のレシピIDまたはすべてを指す「*」を指定します。
/recipe (give|take) <対象プレイヤー> *
/recipe (give|take) <対象プレイヤー> <レシピID>
💡 各引数の詳しい意味と設定ルール
| 引数名 | 記述ルール・値の例 | 詳しい効果と役割(説明) |
|---|---|---|
| give | take | give (解放する) take (剥奪する) |
レシピに対する操作を選びます。`give` を指定するとプレイヤーがそのアイテムをクラフトできるようになり、`take` を指定するとレシピ本から消去されて未解放に戻ります。 |
| <対象プレイヤー> (player: target) |
@s (自分) @a (全員) |
レシピを操作したい対象を指定します。プレイヤー名、またはターゲットセレクターを使用します。統合版の仕様上、モブではなく必ず「プレイヤー」を対象にする必要があります。 |
| * | <レシピID> (recipe: string) |
* diamond_pickaxe iron_ingot_from_blasting |
「`*`(または `”*”配下の引用符付き`)」を指定すると、すべてのレシピが対象になります。特定のアイテムを絞りたい場合は、システム上に定義されているレシピIDを正確に指定します。※統合版ではJava版のような「minecraft:」といった名前空間の追加や省略は機能しません。 |
🛠️ コピペで使える!実践コマンド実例集
チャット欄やコマンドブロックにそのまま貼り付けて使用できる、実用的なレシピ操作の記述例です。
ワールドにいるすべてのプレイヤー(@a)から、これまでに解放したすべてのクラフトレシピを剥奪します。RPG風の配布マップで、ゲーム開始時にプレイヤーのクラフト知識を完全にゼロからスタートさせたい場合に最適です。
自分自身(@s)に対して、ダイヤモンドのツルハシのレシピをピンポイントで解放します。素材を手に入れていなくても、コマンドを実行した瞬間にレシピ本に登録されます。
全プレイヤーから、溶鉱炉を使って鉄鉱石から鉄インゴットを精錬する特定のレシピを一時的に奪います。これにより、特定の設備を使ったクラフトを制限するような独自の環境ルールを作ることができます。
⚠️ 注意点と仕様のヒント
・レシピを剥奪しても「手動並べ」でのクラフトは可能
`/recipe take` を使ってプレイヤーからレシピを剥奪すると、クラフト画面の「レシピ本」からそのアイテムが消え、ワンタップでの自動クラフトができなくなります。しかし、プレイヤーが自力で作業台のマス目に正しく素材を並べた(クラフトの配置を知っている)場合は、レシピ未解放の状態であっても通常通りアイテムが完成してしまいます。完全にクラフトを禁止したい場合は、アドベンチャーモードへの変更や、別のアイテム検知コマンド等と組み合わせる必要があります。
🛑 前提条件
※このコマンドを実行するには、世界の「チートの実行」がオンになっており、プレイヤーの権限レベルが「2」以上(オペレーター権限)である必要があります。実行制限(チートの有無など)はありませんが、無効なレシピIDを指定するとコマンドが失敗するため、入力補完(予測変換)に出るIDを参考に記述してください。
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